ハンドメイド作家のみなさんにとって、春はイベント繁忙期ですよね。
暖かくなってくる3月は、春の行事も相まって、人が動き、物が売れ出す、待ちに待った瞬間!!!
…のはずなのですが、今年は、とんでもない事態になってきました!
日を追うごとに日本で拡大しつつある新型コロナウイルス。
小中学校は休校になり、全国の様々なイベントやコンサートが中止を発表。
そんな余波は、もちろんハンドメイドイベントにも!
私の周りの作家さんたちも、日々更新されるイベント中止のお知らせに嘆いています。
関東の大規模なハンドメイドイベントでは、2020年3月28日〜29日に、さいたまスーパーアリーナで開催を予定していた「minneのハンドメイドマーケット2020」が中止。
関西では2020年3月13日〜15日に大阪南港ATCホールで開催を予定していた「OSAKAアート&てづくりバザールvol.33」が中止。
それぞれ、ブース代は全額返金されるとのことでホッと一安心ですが、決してプラマイゼロではありませんよね。次の活動の糧となるはずの売上がゼロになるので大打撃です。
ぽっかりと予定が空いてしまった上に、入ってくるはずだった収入がゼロになるなんて…
(T T) (T T) (T T)ガーン
そんな悲劇の中、嘆いているだけでは何も起こりません。
ここは無理矢理にでもポジティブに考えて、
イベント中止の空いた時間を使って、新たな収入源を作りましょう!
このブログでは、2日開催のハンドメイドイベントが中止になったことを想定して、その2日間で出来る収入アップの方法をご紹介します。既に準備が出来ている人なら最短30秒です!
ぜひ試してみてくださいね。
収入アップ方法はずばり、ハンドメイドアプリ!
結論から言うと、その収入アップ方法とは、ネットショップを新たにオープンさせることです。
「いや、もうミンネでやってるし」
というハンドメイド作家さんも、ページを閉じるのを少し待って、どうか最後まで読んでみてください。
むしろ「既にアプリ販売をしている」人のほうがお得です!
なぜなら、30秒でもう1店舗をかんたんに作ることが出来るからです。
「そんな何店舗も必要?複数持つのに意味ある?」
と思われるかもしれませんね。
でも、店舗数=売れる可能性の数なので、可能性は一つでも多い方が良いんです。
ネットショップやアプリで販売するメリット
世界中の人がお客様になる
イベント出店では、自分の足で行ける範囲に制限があります。数日間で出会える人の数にも限りがあります。ですが、インターネットは世界中からアクセス出来ます。つまり、世界中の人がお客様になり得るということです。
ミンネやクリーマの公式メルマガに掲載していただくと、1日で1000人くらいのアクセスがあります。商品によるともっとあるかもしれません。
マルシェでの対面販売では一人ひとりのお客様に作品を見ていただいて、説明して…と時間がかかりますが、インターネットを使えば大多数の人に一気に作品を見ていただき、説明文を読んでいただくことが可能になります。単純に考えても、見てくれる人(分母)が増えると、売れる可能性もアップします!
自動翻訳で海外販売ができたり、問い合わせのサポートをしてくれたりと、最近の通販アプリはどんどんサービスが進化してきています。
第二の収入源となる
イベント出店をメインに活動されている作家さんも多いかと思います。
ハンドメイドマルシェでデビューしてから数年続けてきて、今では一定のファンがいらっしゃるなんて、素晴らしいことです!
でもやはり、野外でのハンドメイドイベントは、雨天での中止もありますし、小雨決行したとて、お客様が全く集まらなかったり(雨と泥の中でのお買い物なんて、売り手も買い手も悲惨ですよね…)と、環境に左右されがちなことは、作家さんご本人が一番よくお分かりかと思います。
さらに、2020年のように伝染病など思ってもみなかった事情で、中止になってしまうことも…。
その点、ネットショップなら、天気にはもちろん、環境に左右されることはありません。
24時間365日営業してくれています。
イベント出店だけでなく、第二の収入源としてネットショップやアプリ販売での収入ができるように、少しずつでも二足のわらじで頑張っていく方が安心です。
第二の収入源があると、金銭的にも精神的にも余裕が生まれます。
リスクを分散させる
私は駆け出しのフリーランスとしてデビューした時に、たくさん本を読みました。ちょうど時代は、カフェなどで仕事をするノマドワーカーという言葉が生まれた頃。
その中でも、「収入源をもう1本持つこと」の大切さがあちこちで謳われていました。
今ではその大切さが身にしみて分かります。
「そんなあれやこれやと手をつけて成功するの?」
「一つのことに集中して一生懸命やるべきでは?」
などと鼻で笑われることも多かったですが、私の場合は収入源を3つ持つことを、頑張ってコツコツ積み上げてきて正しかったと心から思います。
さて、どうして収入源が2つ以上必要なのでしょうか?
例えば、収入源がイベント出店だけしかないと、ハンドメイドイベントが2020年のように中止になった場合、唯一の収入源を失うことになります。
一回だけの中止ならいいですが、集客の事情からイベント自体が終了してしまうこともありますよね。この「マルシェ」の社会化現象も、また時代が変われば廃れていく可能性も大いにあります。
収入源が1本だけだとそれに頼らざるを得ません。イベント出店、ネット販売、と収入源を2つに増やすことで、万が一終了してしまった時のリスクを分散させることができるからです。
いつ何が起こるか分からないこの時代、リスクヘッジは必要なスキルです!
ネットショップやハンドメイドアプリの種類
ネットショップやハンドメイドアプリ、フリマアプリ…通販サービスがたくさんありすぎて、何が何だか分からない!という方も多いと思います。
ざっくり簡単に分類すると、4種類に分かれると私は思っています。
「ミンネ」「クリーマ」→ハンドメイド専門の通販アプリ
「BASE(ベイス)」「STORES.jp」→旬のネットショップ開設&通販アプリ
「メルカリ」「ラクマ」「ヤフオク」→フリマアプリ、フリマサイト
「楽天ショップ」「ヤフーショップ」→総合通販サイト&アプリ
まだまだここに分類されていないアプリやサービスもありますが、大手の通販サービスなら、ざっくりと、このように分類できるのではないでしょうか。
「ミンネ」「クリーマ」は出店されているハンドメイド作家さんも多いかと思います。
地域で開催されているハンドメイドマルシェが、そのままインターネット上でも開催されているような、作家さんと作家好きのお客様に優しい雰囲気がありますよね。
そんな作家さんにも、ミンネ、クリーマでショップを作れたら、次にチャレンジしていただきたい私のオススメは「BASE(ベイス)」です。
もちろん、「今はまだネット販売は全くしていない」という初心者さんは、もちろんミンネ、クリーマから初めてもいいですが、ぜひ先に「BASE(ベイス)」を始めてみてください。
なぜなら、ミンネ、クリーマと、全部作ってきた私が、BASEが一番作るのが簡単&使いやすいと断言できるからです!!
ハンドメイドアプリでオススメはBASE
ハンドメイドがまだ一般的にはなっていなかった頃、BASEは小さなお店を営む店長さんたちに向けた、ショップ開設ツールでした。
今ではハンドメイド作家さんをはじめ、個人で活動する様々な人たちがショップを開設しています。
クリーマやミンネと違う点は、「販売サイト」ではなく、あくまで「ショップ開設ツール」であることです。そのため、売り手側にとって非常に使いやすく、管理しやすい作りになっています。
どんなところがオススメなのか、具体的に解説させて頂きます。
なぜBASEをオススメするか?
とにかく簡単で、直感的に操作できるという点が第一です。
「お母さんでも作れる」がキャッチフレーズのBASE。
ネットショップ機能付きのホームページが簡単に作れるツールです。本当にその通りで、びっくりするほど誰でも簡単にホームページとネット販売のページが作れます。
どれくらい簡単なのかは、とりあえず登録して、触ってみるのが一番早いので、もしよければ試してみてください。登録は0円ですし、商品が売れない限り、費用が発生することはありません。
オススメ理由1:パソコンがなくても大丈夫
専用のアプリで商品ページなどの管理ができるので、パソコンを持っていなくても楽々操作できるのが魅力です。
私はクリーマもミンネもショップ開設&管理していますが、正直言ってスマホだけでは使いにくい点も多いです。販売用のアプリはありますが、管理用のアプリがないからです。
レスポンシブ化(スマホ化)されていないページもあったりして、売り手側にとってはあまり親切ではないですね。
その点、BASEは管理アプリでサクサク制作&管理。説明を読まなくても、分かりやすいアイコンなどで、なんとなく直感で使えるシステムになっています。
もちろんパソコンからでも管理画面は見れますので、やりやすい方を選ぶことができます。
オススメ理由2:ホームページ代わりになる
ミンネやクリーマは、プロフィールページはありますが、みんな同じような一覧に同じように作品が並びますよね。世界観を伝えるにも、みんな同じ大きさの写真、みんな同じ色の文字で、違いを表現するのが難しいです。
その点、BASEではたくさん種類のある無料テンプレートを使って、ホームページを持つことができます。有料のテンプレートではもっと凝ったことも可能!それぞれ、テンプレートが指定する場所に写真を入れたり文言を入れたりするだけの簡単作業です。
オススメ理由3:利用者数が多い
「500万ユーザーが利用するスマートフォンアプリ」と言われるBASE。
最初にBASEが登場した時は、これほど個人の時代になるとは想像していませんでしたが、時代を先読みしていたかのように、現在は多くのクリエイターなど個人で活動される方の販売ツールとして利用されています。
これからも、もっとユーザーが増えていくことは間違いありません。
オススメ理由4:売上金の入金が早い
2020年から、新機能として売上金の振込を最短翌日にできる「お急ぎ便」というサービスができたそうです。手数料はかかるそうですが、これによって、資金繰りがグッと楽になります。
ミンネやクリーマなど、一般的な決済サービスでは、1ヶ月後くらいに入金されるサイクルが多い中で、この早さは画期的ですね。
オススメ理由5:メルマガやプッシュ通知機能がある
BASEにはショップのフォロー機能があり、フォローしてくれたお客様には自分のタイミングでプッシュ通知が送れます。また、新商品をアップした際には、自動でフォロワーに通知が届くようになっています。
また、メルマガを送れる機能などもあり、クリーマやミンネにはない「ショップからの一斉アクション」が取れるという大きなメリットがあります。
オススメ理由6:インスタやnoteなど他アプリと連動している
ミンネでは使えるようになっていますが、BASEもインスタに連動して、ショップ機能を持つことができます。
さらに、インスタだけでなく、先日発表されたのは「note」のストア機能とも連携したとのこと!
「note」とは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービスです。昔からあるのですが、利用者数も多く、twitterとの相性が良いので、拡散されやすく、今ぐんぐん注目されているサービスです。少し前までは知る人ぞ知る的なイメージでしたが、一般化される日も近いでしょう。
noteのストア機能についてはこちらに詳しくまとめがあります。https://note.com/info/n/ne5cffaa12941
このように、他のサービスとのコラボも積極的に行っていることから、BASEはハンドメイドの枠に収まらず、これからの時代を背負って革命を起こしていくようなポテンシャルを感じざるを得ません。
それはもう、早めに手をつけておいて損はないはずです!!
といったような理由で、私が一番プッシュするハンドメイド販売アプリはBASEです。
いざ、2日間でBASEショップを作成!
コロナのせいで中止になったハンドメイドイベントの2日間。
ここからはその2日間を有意義に活用し、入るはずだった収入を取り戻す方法をご提案します。
まずは決意が揺るがないうちに、今すぐBASEに登録をしましょう。
2日間でショップをオープンさせるプランはこんな感じです。
① 30秒でショップ開設
② 1日目→作品の写真撮影
③ 2日目→それぞれの作品の説明文を作る
④登録していく
たったこれだけで発売開始です!
めでたく収入源が一つ増えました。
これで中止になった2日間は全く無駄にはなっていませんね。
ここからまた、売れる商品ページの作り方や、写真の撮り方など、色々学ぶ必要はあります。
それは嫌でも問題にぶち当たりますので、やりながら学んでいけば良いのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のブログでは、新型コロナウイルスの影響で、ハンドメイドイベントが中止になってしまった!収入がやばい!と嘆いていらっしゃる作家さんへ、イベント中止の空いた時間を使って、新たな収入源を作る方法をご紹介させていただきました。
イベントに出るはずだった2日間で、将来的にも役に立つ、収入源を増やしてリスクを分散させる方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。