こんにちは!ハンドメイド作品委託ショップを運営しながら、作家さんに向けてのお役立ちブログを書いている花(はな)です。
いよいよ全国に緊急事態宣言が出されてしまいましたね。
外出自粛でおうち時間が増えたため、少しでも家計の助けになるよう、空いた時間を有効活用して、手作りマスクの販売を始められた方も多いかと思います。
実際に、現在ハンドメイドマスクの需要が高まっている事は、皆さんも周知の事実ですよね。
ママ友が手作りマスクを販売したらめちゃくちゃ売れたらしい
今までカバンを売っていた作家さんが、布マスクを今月だけで400枚作ったらしい
こんな話を聞くと夢が膨らみます!
そしていざ販売してみると・・
あれ・・?思ってた反応と違う!!!もっと売れると思ったのに!
と、拍子抜けしてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回のブログでは、現在インスタやネットショップでハンドメイドマスクを販売している方に向けて、布マスクが売れない理由と改善点をお話しさせていただきます。
基本的なことですが、たった3つ改善をするだけで、売れる可能性は大幅にアップします。
特に、ハンドメイドの布マスクは今需要が高まっている商材なので、売れないわけがないんです。
今後、マスクとは長い付き合いになりますし、まだまだ売れるチャンスはこれから拡大していくはずです。
今からきちんと改善させることで、長く売上を上げていけるよう、参考にしてくださると幸いです。
ハンドメイドマスクが売れない理由は?
現在、日本中のたくさんの人が「ハンドメイドマスク」で検索しています。
‘ググるよりタグる’と言われる時代ですので、インスタでの検索も相当増えています。
さて、多くの人が必死に探しているのはどんなマスクでしょうか?
ご自分だったら、どんなデザインで、どれくらいの値段だったら買いたいと思いますか?
そして、マスク詐欺も増えている今、どんな人から買えると安心でしょうか?
ほとんどの「売れない」人は、買い手の気持ちになるということを見落としがちです。
つまり、売れない理由はズバリ、買い手の気持ちを無視しているからなんです。
買い手の気持ちを無視しているとは??
具体的にどういうことなのか、下記にてご説明させていただきます。
相場より値段が高いから
商品には全て「相場」というものがあります。
相場から大きく外れると、もちろん売れません。
例えば同じハンカチで、値段が高いものと安いものが売られていたら、あなたはどちらを買いますか?
もちろん安い方のハンカチですよね。
先日、私の運営するハンドメイド委託ショップにも、マスクを委託販売させて欲しいと来てくださった方がいらっしゃいましたが、手編みのマスクカバーで、お値段は2000円くらい付けたいとおっしゃっていました。
確かに大変丁寧に編んでいらっしゃいましたし、時間がかかっていることは見て取れます。
でも・・申し訳ないですが、やはり当店では扱えません。
なぜなら、高くて売れないことが目に見えているからです。
ハンドメイドマスクの相場は500〜800円くらいが妥当です。
商品の詳細がわかりづらいから
インターネットでは毎日たくさんのハンドメイドマスクが次々と出品されています。
でも同時に、「惜しい商品ページ」もたくさん見かけます。
惜しいと感じる理由は、せっかく可愛い生地を使った布マスクなのに、商品の詳細がいまいち分かりづらいからです。何が分かりづらいのかを下記にて解説させていただきます。
写真が少ない
マスクの全体が写されている写真はもちろん必要です。
ですが、マスクの表側と裏側を撮っておしまい、のような商品ページを見かけることがあります。
自分が買い手だとして、送料手数料も含めて1000円くらいの買い物をすると思うと、もっと細かい部分まで気になりませんか?
「縫い目がガタガタだったりしないかな?」
「ゴムの部分はどうなっているんだろう?もっとアップで見たいなぁ。」
など、気になるところが写真で分からないとなれば、購入するという行動に移せません。
写真が暗い
暗い写真では商品がよく見えず、色味や、細かい部分が分かりません。
素材感なども暗いと分かりづらく、薄手なのか厚手なのか?いまいち伝わりません。
また、光があまり入っていない、暗い写真はイメージが悪く思われがちです。
マスクは衛生用品ですので、特に清潔感が大切になってきます。
商品写真はご自宅での撮影になるとは思いますが、生活感の感じられるものが写り込んでいたりすると、買い手は一気に不潔感を感じてしまいます。
少しでも不潔感を感じさせるものは、もちろん売れませんよね。
説明文が短すぎる
人によっては「写真を見たら分かるでしょ?」と言わんばかりの、説明文なんてほとんど無しという方もいらっしゃいます。
でも、マスクは一見大きさが分かりづらいので、初めて見る買い手には、大人用か子供用かすら写真だけでは判断できないことがあります。
どういう生地を使っているのか?
受注生産なのか?すぐ発送してくれるのか?
写真には同じ色が3枚写っているけどセットなのかな?
など、説明文が少なくて、分からないことだらけではもちろん購入してもらえません。
レビューがなさすぎるから
初めて販売をする時には仕方のないことですが、レビューが1件もなかったり、例えばインスタで販売しているのにコメントが1件も付いていなかったりすると、少し不安を感じるのが消費者心理です。
最近はマスク詐欺も出てきているようですので、レビューが全くないことは、「本当に売っているのか?買ったらちゃんと届けてくれるのか?」と、買い手の不安を誘ってしまいます。
ハンドメイドマスクを売るための改善点3つ
まずは土台として、手作りマスクを売るためのネットショップはお持ちでしょうか?
インスタやツイッターのDMで住所や口座をやり取りする事は大変危険です。
万が一自分のアカウントが乗っ取られたり、データベースの漏えいによって、購入者様の住所が流出してしまったら、責任取れますか?
SNSで個人情報のやり取りをするのは非常識ですので、やめておいたほうがいいと思います。
そこでオススメしているのは、簡単登録のネットショップを開設して販売する方法です。
これなら個人情報はもちろんセキュリティによって守られますし、クレジットカードや電子マネーなど様々な決済方法をお客様にご利用いただけます。
今、時代が進化したおかげで、ネットショップの作成が驚くほど簡単になっています。
インスタのように、写真をアップしてテキスト欄に説明文を書くだけですぐ販売できます。
マスクはこれから1年は需要があるジャンル。長期戦になりますので、今のうちに作っておきましょう。
インスタのショップ機能と連携できるので、インスタから購入操作へ進んでもらうことも可能です。
私のオススメは、下記にご紹介するSTORESとBASEという2つのネットショップ開設ツールです。
登録は無料で、売れた時に販売手数料が引かれるシステムになっています。
とてもオシャレで、無料とは思えないデザインが魅力的!
さて!お待たせいたしました。
ではいよいよ、下記から具体的な改善点3項目をご説明させていただきます。
相場を調べて値段を改善する
まずは価格の見直しをしてください。
自分のハンドメイドマスクが、他のどの作品と近いのか見極めて、相場と同じくらいの価格に設定しましょう。
作り手側には「材料も高かったから」「作るのに時間がかかって大変だったから」という気持ちはもちろんありますよね。
ですが、ライバルがたくさんいる中で、お客様を自分に振り向かせるためには、相場より少し安いくらいの価格にする必要があります。
どうしても値段を下げられない場合は、付加価値を付けて、高くても売れるものに仕上げましょう。
例えば見た目は同じような手作りマスクでも、高級なコットンガーゼを使っていたり、リバティプリントなどで付加価値が付き、高値で販売されていることもありますよね。
相場を調べる際の重要ポイント
「この値段で販売されている」だけではダメ!
「この値段で販売されていて‘売れている’」商品の値段を参考にしましょう。
「分かりやすい」商品ページに改善する
インスタにしろ出品ページにしろ、写真・説明文をとにかく分かりやすく改善しましょう。
まずは写真から。
インターネットで物を売る場合は「写真」が最も重要となります。
ハンドメイドマスクの出品でしたら、最低でも以下の4枚の写真が必要でしょう。
・全体像(表側)
・全体像(裏側)
・詳細(生地感が伝わる写真)
・詳細(縫い目などのアップ写真)
可能であれば、着用写真があると大きさが分かりやすいくて良いですね。
できれば太陽の光が入る窓際で、なるべく明るい写真を撮りましょう。
撮った写真をさらにスマホで明るさ調整などをして、よりきれいに見えるように仕上げます。
もちろん、実物と色が違って見えるくらい明るすぎるものはNGですが、実物より少しだけ明るいくらいでちょうどいいです。
写真加工のアプリでフィルタを使うのはNGです。
実物より相当に明るく鮮やかになってしまったりしますので、見た目にも違和感を感じますし、実際に受け取った人があまりに実物と違っていると、返品やクレームが入る可能性があります。
マスクは衛生用品ですので、特に清潔感が大切になってきます。
人は明るい写真に清潔感を感じますので、とにかく明るさには一番気をつけてください。
背景は白い布が一番清潔感を感じます。フローリング直置きはNGです。
次に商品説明です。
必ずサイズとは別に、大人用(女性用・男性用)か子供用かの記載をしてください。
商品タイトルに入れると検索にかかりやすくなるのでなお良いでしょう。
ハンドメイドマスクの説明文でしたら、以下の項目について記載があると分かりやすいです。
・両面の生地(使っている生地がコットンなのか、リネンなのかなど)
・生地感(柔らかい・薄手・さらっとしているなどの表現)
・サイズ(縦×横)
・紐について(調節可能、長めなのか、フィット感があるのか?など)
受注生産なのか、すぐに発送可能なのかも、他に書いてある部分があるとしても、買い手は隅々まで読んでいないことが多いですので、商品説明文の中に一緒に書いてあげると分かりやすいです。
お客様が安心できるように改善する
購入者のレビューや、インスタでのコメントがゼロだと、お客様は不安に感じてしまいます。
1枚も売れていない状態でなかなか注文やお問い合わせコメントが入らない場合は、お友達でも家族でも良いので、サクラになってもらえるようにお願いして、レビューやコメントをしてもらいましょう。
頼める知り合いがいない場合は、レビューを書いてもらう代わりに無料でプレゼントするキャンペーンをすると良いでしょう。
レビューが2件、3件と入ると、ゆっくりペースでも自然と増えていきますし、コメントがたくさん付いていたり盛り上がっている感じがすると、賑わい効果が出て、もっともっと欲しい人が増えます。
最初は「損して得取れ」です。
無料でのプレゼントは一旦マイナスになりますが、後々大きなプラスを呼び込むチャンス!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のブログでは、現在インスタやネットショップでハンドメイドマスクを販売している方に向けて、マスクが売れない理由と改善点をお話しさせていただきました。
なかなか売れない!という方や、これから売ってみたい!と思っている方にも、参考になれば幸いです。
コロナウィルスの終息にはまだ1年ほどかかるだろうという話もあり、マスクとはこれから長い付き合いになりそうです。
インスタのハッシュタグで「#ハンドメイドマスク」と検索している人はかなり多いので、良い写真にはかなりの集客があるはずです。
そこでSTORESやBASEのショップ機能連動を使って、スムーズに注文ボタンへ進めることができると、購入率は格段にアップするでしょう。
ぜひぜひ試してみてくださいね!
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